フレッシュ明日葉生ビール~レストランの人気ドリンクメニューのご案内~
八丈島の数ある特産品の中でも一二を争うのが、明日葉(あしたば)です。何せ明日葉は別名を八丈草ともいい、八丈島が原産とも云われているのです。八丈島では昔から明日葉は重要な食品として採取され、食べられてきましたが、近年は本土にも出荷されるようになり、知名度も高まっているようです。島内では天ぷらやおひたしなどに調理して食べますが、独特の苦みがあるためドライな焼酎と相性がよく、お酒好きにはたまらない食材でもあります。酒呑みの多い八丈島で重宝されるわけも分かります。さて、明日葉はお酒のお伴としてのみ重んじられているわけではありません。明日葉は栄養価が非常に高い食品としても知られており、近年では健康食品として知名度も高まっているのです。そもそも明日葉は葉を摘み取っても明日にはまた生えてくるといわれるほど生命力が強いと信じられており、これが明日葉の語源となっております。そして栄養価を分析してみると、食物繊維はもとより、ビタミン、ミネラル、ポリフェノール系の成分なども含み、豊富な栄養素を有しているそうです。そのため、最近では明日葉の青汁を飲む方も増えています。しかしながら、例え健康によいとされても、青汁は得てしておいしくないものです。ましてや苦い明日葉の青汁と聞くと、いっそうおよび腰になってしまうのも無理はありません。それでは明日葉の青汁をおいしく飲むにはどうしたらいいのか。考えた結果、生まれたのが「明日葉ビール」です。
苦くてもビールはおいしいですよね。ということは、苦いビールと苦い明日葉の青汁をコラボさせれば、苦みのハーモニーによってさらにおいしく飲めるはずです・・・そしてビールを飲んで明日葉の栄養素を摂取できるわけです・・・実は、島内の有名店梁山泊さんの人気メニューをパクっただけという話もありますが・・・味わいはお好みとなってしまいますが、レストランでお客様にお出しすると、写真では表現しきれない独特な深いグリーンが、初めて見る方に少なからず衝撃を与えるようです。新鮮な明日葉のピューレを使っているので、ビールというよりカクテルの一種といった味わいです。また、このビールには不思議な魔力があるようで、連泊されるお客様の中には、毎日数杯飲まれる方もいらっしゃいます。明日葉の本場八丈島で、未知の明日葉体験をされたい方、当店の「フレッシュ明日葉生ビール」(700円)をぜひ一度お試しください。レストラン担当 渡部
検索
“海辺のホテル便り”
八丈島ホテルリード・アズーロ STAFF BLOG
0コメント