八丈島に杉花粉は飛びますか?~スギ花粉症についてよくあるご質問~
いつも八丈島ホテルリード・アズーロをご利用頂きましてありがとうございます。これからの時期、2月から3月にかけてお客様から八丈島でのスギ・ヒノキ花粉の飛散状況についてのお問い合わせを受けることが多くなります。重度の花粉症の方が旅行先の花粉の飛散状況を気にされる気持ちは良くわかります。かくいう私も少し前まで重度の杉花粉症だったので、どこに行くにも、花粉情報や飛散予報は調べておりました。八丈島にも杉の木はありますので、スギ花粉は飛散しております。ただ本土のそれに比べると格段に少ないと思います。私は4年半前に八丈島に来たのですが、最初の春から症状が軽くなり、次の年からは薬も殆んど飲まなくなりました。今では外出時のマスクも不要です。しっかりとした調査データは無いのですが、八丈島民にスギ花粉症患者はあまり見かけない気がします。その理由としては、杉の木の絶対数が少ないこと、風の強い日が多く花粉がすぐ海に飛ばされてしまうこと、本土から約300㎞離れた離島であり他の地域から花粉が入ってこないこと、アスファルトやコンクリートで覆われた地面が少ないこと、雨量が多いこと、などが考えられます。
写真は三原山中腹の鴨川林道です。左側に見えるのが杉林で右側に見える道路にせり出した樹木がスダジイです。元々八丈島の樹木はシイやタブといった広葉樹が中心で杉の木は自生していなかったそうです。今ある杉林は戦後、主に建築木材用に植林したのです。亜熱帯性気候の八丈島では建築資材として使えるような杉は育たなかったそうです。いまでは殆んど手入れされることも無く、細々と生きてこの時期になると花粉を少しだけ飛散させるといった状態です。当ホテルのお客様にも毎年この時期に本土のスギ花粉から避難してくる方がいらっしゃいます。スギ花粉症の方は症状が軽くなる方が多いようです。ただオオバヤシャブシ(カバノキ科)は多く自生していますので、こちらの花粉にアレルギーのある方はご注意下さい。スギ花粉の少ないあたたかいリゾートでお過ごしになりませんか?ご来島をお待ちしております。★ホテルリード・アズーロの宿泊予約はこちらからどうぞ!支配人 歌川真哉
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